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イメージ写真:Benlisquare/Public domain

神隠し

日本各地(東北から沖縄まで)古来(平安時代の伝承から現代まで)

山や森、あるいは街や里から、何の前触れもなく人が消えてしまう。日本では古くからこれを「神隠し」と呼び、神や天狗の仕業と考えてきました。現代でも唐突な失踪をこう呼ぶことがあります。

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■ガチな話

  • 神隠しとは、神域の山や森で人が行方不明になったり、前触れなく失踪したりすることを神の仕業ととらえた概念で、天狗隠しとも呼ばれる。
  • 神奈備・神籬・磐座などは神域と現世の境と考えられ、注連縄を張ったり禁足地にしたりして、人が誤って神域に入らないようにしていた。
  • 行方不明者の捜索では、定まった道筋を通り、鉦や太鼓を叩いて名を呼ぶなど、呪術的な儀式を伴った伝承が少なくない。
  • 柳田國男が採録した『遠野物語』や『山の人生』にも、神隠しの話や事例が収録されている。
  • 子供が天狗にさらわれる題材は、14世紀前後に世阿弥らが手がけた能の演目「花月」にすでに見られる。

○ウワサ

  • 神隠しは天狗や山姥、鬼、狐など山や原野の妖怪の仕業だと伝えられている
  • 子供が遭う話が多いため、子を亡くした雨女の仕業ともいわれる
  • 沖縄では、物隠しに遭った者は自分の櫛を取りに戻ってくるという

△たぶんこう

  • 古来の神域観に基づき、行方不明者は神域である山や森に消えたと考えられた。人が神域に入らないよう禁足地や注連縄で戒めていた。
  • 沖縄の物隠しの伝承は櫛と神の関係を示す古い型とみられ、本州で天狗の仕業と捉えるようになったのは近世以降という説がある。

?まだナゾ

神隠しは信仰や伝承の中の概念で、個々の失踪の実際の原因は一律には語れません。櫛の伝承や天狗との結びつきなど、地域ごとに異なる伝わり方の由来も、なお研究の対象となっています。

出典

  1. Wikipedia「神隠し」
  2. Wikipedia (English) "Spirit away"

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【謎】ある日突然いなくなる「神隠し」、昔の人は天狗や山の神の仕業だと考えていた

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