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イメージ写真:遡雨祈胡/CC BY-SA 4.0

鵺

京都平安時代後期

猿の顔に狸の胴、虎の手足に蛇の尾。そんな姿で夜に鳴く妖怪「鵺」をご存じでしょうか。平安の都で何度も出現したと記録され、源頼政による退治の話でも知られています。その正体には今も謎が残っています。

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■ガチな話

  • 『平家物語』などに描かれた鵺の姿は、猿の顔、狸の胴体、前後の肢は虎、尾は蛇とされる。
  • 『源平盛衰記』では「頭は猿、背は虎、尾は狐、足は狸、音は鵺なり」と表現されている。
  • 鳴き声は「ヒョーヒョー」と聞こえ、鳥のトラツグミの声に似ているとされる。
  • 『平家物語』では、1153年(仁平三年)に毎夜宮中に現れた鵺を、源頼政が帝の命で退治したと語られている。
  • 『看聞日記』には、1416年(応永23年)に北野社に現れた鵺を宮仕が射落としたと記録されている。

○ウワサ

  • 鵺の姿は、干支の獣を組み合わせたものだという考えもある。
  • 鵺は世情が不安定な時期に多く現れるとする分析もある。

△たぶんこう

  • 鳴き声だけが記された記録には、鳥類の鵺が含まれている可能性がある。『和漢三才図会』でも、鵺は怪異ではなく鳥類の一種とされている。
  • 源頼政の退治譚は『平家物語』巻第四で英雄伝説として語られたもので、歴史書や貴族の日記に残る出現記録とは別に伝えられている。

?まだナゾ

鵺がいつ頃から現れたのかは、二条天皇、近衛天皇、後白河天皇、鳥羽天皇の時代など資料によって諸説あり、議論が続いている。記録された鳴き声がどの鳥を指すのかも、未解明のままである。

出典

  1. Wikipedia「鵺」
  2. Wikipedia (English) "Nue"

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