目録 / 宇宙

イメージ写真:No machine-readable author provided. Marsyas assumed (based /CC BY 2.5

アンティキティラ島の機械

ギリシャ・アンティキティラ島近海紀元前3世紀〜紀元前1世紀中ごろ

海底の沈没船から見つかった、歯車がぎっしり詰まった古代の装置です。天体の運行を計算するための道具だと考えられています。2000年以上前にこれほど精巧なものが作られていたことから、多くの研究者や一般の人々を驚かせてきました。なぜこの装置が船に積まれていたのかは、今も分かっていません。

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■ガチな話

  • 1901年に考古学者ヴァレリオス・スタイスが、アンティキティラの沈没船からこの機械を回収した。
  • 紀元前3世紀から紀元前1世紀中ごろの間に作られたと考えられている。同じような複雑さをもつ技術工芸品は、その約1000年後まで現れなかった。
  • 天体の運行を計算するために作られた手回し式の太陽系儀と推定されている。
  • すべての使用説明がコイネー(古代ギリシア語の共通語)で書かれていることなどから、ギリシャで作られたことはほぼ間違いないとされる。
  • 1978年にフランスの海洋学者ジャック=イヴ・クストーが沈没船を最後に訪れたが、機械の残りの部分は見つからなかった。現在、実物はアテネ国立考古学博物館で展示されている。

○ウワサ

  • この機械は、現代には伝わっていない高度な知識や技術が古代に存在したことを示すものだという見方もある。
  • 沈没船は偶然この機械を積んでいたのではなく、何か特別な目的を持っていたのではないかと想像する人もいる。

△たぶんこう

  • 製作地はロドス島だったのではないかという仮説がある。ロドス島は天文学と数学の中心として知られ、天文学者ヒッパルコスが活躍し、哲学者ポセイドニオスのアカデミーもあった。
  • 2008年に『ネイチャー』で発表された研究報告では、機械の基本的な考え方は古代コリントスの植民地にさかのぼれる可能性があるとされ、アルキメデスとの関係も示唆されている。
  • 歯車に刻まれた日付から、製作は紀元前205年より前にさかのぼるともいわれている。

?まだナゾ

この機械がどこで誰によって作られ、どのような経緯で沈没船に載せられたのかは分かっていない。残りの部分がどこにあるのかも未発見のままで、研究は今も続いている。

出典

  1. Wikipedia「アンティキティラ島の機械」
  2. Wikipedia (English) "Antikythera mechanism"

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